おニューの炊飯器
突然ですが、うちの炊飯器が壊れました。単にスイッチのところが逝かれただけですが、やはり耐久消費財は機械部品の寿命より電子部品の寿命がネックになりがちですね。
で、重要なことですが、炊飯器はカッコ悪いです。贔屓目に見ても扇風機の次くらいには。家電屋に行ってごらんなさい。鏡面仕上げの炊飯器がありますか? LEDが青く光る扇風機がありますか? ないでしょう。ないんです。だいたい今時の売れ筋の炊飯器はヘルメットというか半端にスペイシィな形状のものが多くて良くないというか率直に言ってグロテスク。せいぜい頑張ってもこういう「かわいい」炊飯器を1ルームマンションのベッド脇に置きましょ的な無理やりなコンセプト商品が限度です。atehacaのrice cookerだって結局は「お釜」というメタファーから逸脱できていないくらいなわけで。
というわけで、これまで何度となく買い替えを検討しようと試みていましたが、買い替えに至らなかったというか、検討にも至らなかったというか。ま、今回唐突に壊れられて正直面食らったわけです。予備知識としては、(1)マイコン制御、IH、IH+圧力、の順でエラい。(2)エラい奴ほどまた容量が大きいほど消費電力が大きい。(3)消費電力が大きいものは早く炊ける。(4)エラい奴ほどまた容量が大きいほど釜の厚みが増し、重くなる。(5)最近は釜がテフロン加工されていてこびりつかないが熱で塗装がはがれ易いため結構短命(3年保証程度)。この理屈ではエラいものほど短命ということになる。
結局買った炊飯器は二人分にも関わらず3合炊きのマイコン制御。無難なものを買ってトレンドの推移を見守るというスタンスで。
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やっぱり鏡面仕上げだったり青色LEDが点灯すると(お)としては
かっこいいのだろうか... というか、「デザイン物白物家電」の
デザインって難しいよね。なんか安物デザインと紙一重のものが
多く日本の家電メーカーから出ては消えたわけなのだが。
というのはさておき、炊飯器ですが、最近は技術革新はないのです
か? ほら、昨今無洗米がスーパーなどで普通に売られているでは
ないですか。ならば、米びつと一体化して、皿洗い機のごとく
水道を導入して、フルオートマチック、なんなら内釜も自動で使用
後に洗ってくれるなんてのは無いんですか? これなら仕事先から
ネットワーク越しに家電にアクセスするしがいがあるというも
のです。なんちゃって。
技術革新はないですが、炒飯が作れる炊飯器と謳っている炊飯器はあります。どう考えても、そう…ピラフができると思うのですけれど…。
「ピラフ」おお懐かしい響き。学食や会社の食堂以外では
見なくなったピラフ。どこに行ったのでしょう? ちなみに、
学食に類する食堂では、ピラフとパエリアとジャンバラヤと
ケチャップチキンライスあたりの区別は名前でするわけですな。
「ピラフ」と「ジャンバラヤ」と「ケチャップチキンライス」の区別はとても簡単です。
「ピラフ」に鶏唐揚げを載せてウースターソースをかけたものが「ジャンバラヤ」です。代わりにケチャップをかけたものが「ケチャップチキンライス」です。
さらにトンカツ、ナポリタン等を加えると「トルコライス」の出来上がりです。
炊飯器選びで盛り上がっているところをもうしわけないですが、ふつうの鍋とこんろで炊く、という選択肢もあると思います。
じっさい、僕は高校時代からずっとそうやっております。
ガスだとおいしく炊けるので(実家はガス炊飯器)、おすすめであります。
保温は利かないので、そのへんが不便かしら。
ガス炊飯器は出来上がりまでの時間が短いという利点もあるよね。電気ジャー機能付きのもある。無洗米コースのあるガス炊飯器もありそうだ。しかしそもそもうちでは使えない。正確に言えば使えなくはないが工事が必要になる。
鍋で炊くのもたまのことならいいのだけど、毎日のこととなると利便性は全てに勝る。もちろん旨いものを食べるために時間と手間を惜しまない姿勢は素晴らしいと思うよ。
私が未就学児童の頃、実家ではアルマイトの「文化釜」という
器具を使用してガスコンロで御飯を炊いていました。その後あっさりと
ガス炊飯器に乗り換えたのですが、思出だすに文化釜がとても
手間がかかるという代物でもありませんでした。というわけで、
釜で御飯を炊くのをことさら「うまいものを食べるために手間を
惜しまない」という、なにやら飽きの来る料理漫画的解釈に
結びつけるのは早急ではないかと思います。単にそういう習慣だと
いう気がします。もちろん、昨今はアルマイトの文化釜などという
昭和の匂いがする器具は消滅し、なにやら美味しく炊けそうな
陶器のお釜なんかが売られているわけではあるのですが。
で、炊飯器のデザインに戻るのですが、いっそのこと、システム
キッチンにビルトインしてしまうというのはどうだろうか。
食器洗い機やオーブンのようにシンクの隣の引出しを開けると
炊き上がった御飯が入っているという具合。これならデザインの
問題を避けて通れる。
ビルトインしているので、勿論、上の棚部分に同じくビルトイン
された米びつから無洗米が、そして水道から導入された水が、上部の
バルブから理想の混合率で適量投入され、しかもバルブの形状および
開放タイミングの微細な制御によって釜内に理想の分布で散布される...
あとはwebインタフェースか何かで、何合、何時炊き上がり
などと指定して、submitを押せば良い。これですよ。利便性を
追求するなら。
(「うまいものを食べるために手間を惜しまない」云々はたかみや氏の行為に対する賞賛の表明なので野暮なことは書かない。類型的だという指摘は甘受するよ、もちろん。)
システムキッチンは空き容量が案外少ないのです。一家の食器・調理器具・乾燥食材等を収めるとどこに食器洗浄器やコンベックをbuilt-inするのかというくらいに。
さて利便性あるいは「豊かさ」の尺度としてアウトソース化の度合いというのもあり、パン・パスタのアウトソース化の一般化度合いに比べて飯のそれが圧倒的に進んでいないのは、飯が保存に適さない形態を持つことに尽きます。つまりアウトソース化を可能にする技術的breakthroughが必要で、可能になれば同時にデザインの問題も避けられるわけです。
集合住宅におけるソリューションの例を示すと、管理人は毎日契約農家から送られてくる米を精米機・無洗米機を兼ねた米びつに補充する。定期的にこの米が貯水槽脇に備えられた大規模炊飯装置で炊かれる。炊き上がりは住戸内情報掲示板の赤いLEDの点灯によって住人に伝えられ、キッチン内の蛇口を捻れば24時間ブロードバンドで飯が出てくる。ただし、配管の詰まり防止を兼ねて23:00~翌6:00は雑炊タイムとする。火傷にご注意ください。
近頃のビルトインガスコンロには、炊飯機能のを
備えたものがあります。
専用なべが必要のようですが、見たところ、
普通の厚手のアルミ鍋、ただ中にご飯用、おかゆ用の
目盛りが付いており、蓋に蒸気抜きの穴があいているだけという代物です。
それがセットするだけで、非常においしく炊けます。
炊飯時間は25分ほど、電気よりはるかに速い。
私は実家で経験済み。
確かに保温機能はないが、あれはご飯をまずくするだけだから必要なし。
冷えたご飯も電気釜で炊いたものよりおいしいし、
電子レンジでチンすれば、問題なし。
ビルトインコンロを交換する時が来たら、ご検討ください。
但し、ビルトインコンロの交換は非常に高くつきます。
でもね、あれは高くても消耗品で、普通のガスコンロと寿命は
一緒です。