「ゲド戦記」のあまりの前評判につき。
ジブリの「ゲド戦記」の前評判。
残念ながら、逆にものすごく興味を持ってしまった(笑)
ジブリの「ゲド戦記」を100%愉しむためには、やはり何はなくともまずは原作を読まなくては(ニヤリ)とか思ってしまった。折りよく先月末から2日にかけて高知への出張があり、出張費を抑えるために鉄道(品川~岡山[のぞみ]、岡山~高知[特急南風])を使うことにしていたため、たっぷり時間はあった。何と言っても片道6時間、往復12時間だからね。
移動中、仕事をしがてら合間に読んでいたら、品川に着く頃には3巻まで読了。
各巻ともテーマが明確で物語も単純。語り方自体も滑らかなので、確かに原作に根強いファンがいることは理解できるわな。ファンタジー小説としては文句なく面白いし。ただ、近代精神を啓蒙主義的な立場から論じたり批判したりする文学・映画は大概飽きたというのが正直なところ。自分探しとか成長物語というテーマも、善悪・正邪・光影・聖俗の二元論やその均衡も(あるいは中和も、中和の後の涅槃も)、「陳腐な構図」と言ってしまえばそれまでだ。子供向けにはよいだろうけれど。
残りはぼちぼち読むこととして、あとは映画が愉しみなばかりだ。昔観た「ナウシカ」も(ファンには申し訳ないけれども)たいがいな映画だったが、それに勝るとも劣らない、じゃなくて余裕で無四球完封するクラスのクソ映画を期待している。大林宣彦みたいな映画監督もいて何やらその道の大家になっているのだから、宮崎吾朗の2作目、3作目にも期待が高まる。否応なく。
そうそう、ゲド戦記にインスパイアされた気配もある、あしべゆうほの「クリスタル☆ドラゴン」って、ボニータ(秋田書店)でまだ連載続いているのね。細川智栄子の「王家の紋章」もプリンセス(秋田書店)で続いてる。「秋田」は時間の流れ方がおかしいなあ。
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@aka です。おひさしぶりです。
Gmail Chat の時には、お世話になりました。
私は、ゲド戦記の 10 年来のファンで、映画も初日に見て来た口です。一言で言えば、ヒドイ出来でした。
「ナウシカ」をクソ映画と評し、「ゲド戦記」はいかばかりかと楽しみにしておられるようですが、それは、ジブリ映画の安定で質の高いアニメーション技術を前提にしているものと推察致します。しかし、「ゲド〜」は、原作云々、ジブリ云々を言う前に、普通のアニメ映画や TV アニメと比較しても苦言を呈したくなるレベルです。所々、「あっ、ジブリの技術力が見える」という感じです。
ご覧になる前に、「これ程ヒドクはないだろう」という危機管理レベルを、更に一つ下げられることをお勧めします :)
「勝るとも劣らない」というのは言いすぎでした。ナウシカは語られている内容が不明瞭だったり不完全だったり意味不明だったりしているだけで、映像作品としてのパワーは確かなものがありましたね。環境問題を扱うのも当時はそれなりに新鮮味がありましたし。
それにしても私は「映画ファン」なのでもう少し吾朗氏を生暖かく見守ってやる必要があると感じているのです。
長い目で見れば、巨匠・橋本忍の「幻の湖」や巨匠・佐藤純彌の「北京原人~Who are you?」など、いずれはあちら側の名作の一つに数えられることになるかもしれませんよ。大林の「House」もです。
あ。もうひとつ。
クリスタルドラゴン、懐かしいですw わたしは指輪に影響を受けた作品かと思っております。
確かに秋田書店は時間の流れ方おかしいです。わたしが小学生のころ読んでいた作品(年がばれる…)、クリスタルドラゴンにはじまって王家の紋章、遥か遠き国の物語、妖精国の騎士など現役連載ですから。
当時私は元ネタ分からずに読んでいたわけですが、真の名を主人公に与えるのがゲド戦記ではオジオンでクリ☆ドラではレギオンとか、プリデイン物語のギデオンがこんなところに!とか、元ネタ知っているとより一層楽しめたと思いますね。
まあ近年はよほどのことがない限り、マンガ雑誌には手を伸ばさなくなってしまいましたが。