亀亀にそろそろ一言言っとくか
いろいろあったが、言いたいことは二点。
一つは、日本ボクシングコミッションの当事者能力は、日本相撲協会のそれに比べて格段に優れているということ。連れの言葉を引用すれば、「さすがに長年大衆向け興業に携わってきただけあって決断も早い」という他ない。別の、良くない言い方をすれば、「さすがに不祥事慣れしている」。大衆向け興業は人気商売。騒ぎが長引けば年末にかけての興業が全滅しかねないだけに、この件に関して即断できたことはひとまず称賛していい。
日本相撲協会にもそういう能力を期待しているが、無理なら早々にコミッショナー制に移行したらいい。日本に古くはケネソー・ランディスや、NBAのデビッド・スターンのような人材が求められるかどうかは疑問だが、若く、カリスマがあり、何より相撲好きな閣下を初代コミッショナーに私は推したい。ちなみにJBCのコミッショナーは後楽園ホールの経営者であって実際に興業全体の利益に関心を持たざるを得ない立場。そのことが当事者能力を高めることにもなるが、「もっとずっと前にこの裁定ができたのではないか=興業の利益のために裁定を意図的に遅らせていないか」という疑問に答えるのに十分ではないように思える。
もう一つは、この騒動をきっかけに「美しい、正しいボクシング」に関する知識と情報を共有するチャンスを我々は得た、ということである。例えば、Youtubeやニコニコ動画で川島郭志や畑山隆則の映像が検索・閲覧できるようになること、それに関心を持つ人が一人でも増えることは、明白な「進歩」である。
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