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Slicehostを借りてみた

(約一週間前に書いたエントリをそのままお送りしています)

Xenベースのホスティングに移行しようと思っている。言うまでもなく、専用サーバを借りるよりは安価で済み、OpenVZなどを使ったホスティングと違って独占的に利用可能な物理メモリがある程度確保でき、手元でほぼ同等の環境を作って動作試験するのが容易だからだ。

本当はAmazon EC2が使いたいのだけどお世辞にも安いとは言えない。今借りているさくらインターネットの専用サーバが6,800円なのでそれより高くなっては意味がない。

だいたい独占的に使えるメモリが256MBで20US$/month、512MBで40US$/monthくらいが目安と考えて探すと、HostingFuにリストされているようなものが見つかる。

Xen Hosting | HostingFu

上記に加えてVPSLink - Ogawa::Memorandaでも言及したVPSLinkが10月からOpenVZではなく、XenベースのVPSのサービスを開始している。

XEN VPS Hosting - VPSLink Hosting Services

Server Axisの安さは異常なのだが、メモリ256MBのオプションがないので最低価格ではVPSLinkやSlicehostに分がある。

メモリは256MB使えれば充分だとひとまず考えるとすると、一年契約でVPSLinkが20.79US$、Slicehostが18US$(20US$から実質10%ディスカウント)。VPSLandが期間限定でメモリ50%増量サービス中になっているので、メモリ192MBのプラン(メモリは288MBに増量される)で三カ月契約で20US$/month。加えて最初の月が半額になるクーポンもあるのでさらに安くなる。ただ、サービス期間が終わったらメモリ容量が契約通りに戻るのだとしたらXL-256を契約しなければならず、その場合は27US$と割高になる。

以下は雑多な観測。

  • VPSLinkはもともとネットワーク性能やディスクI/O性能に定評がある。
  • Slicehostのネットワーク性能やディスクI/O性能は正直しょぼい。ディスクI/Oの方は大した問題ではない。ネットワークの方はたびたび工事していて心配。逆に言えば、まだ伸びしろがある。
  • Slicehostはユーザインタラクションが充実している。フォーラム、Wiki、ブログが提供されているのは今や当然として、tumblrブログ、twitter、ircなどよく分からない方向にユーザ用チャンネルを広げている。また、Xenホスティングに関して比較的長いエクスペリエンスがある。
  • Server Axisはユーザインタラクションを無視している。フォーラムもWikiも何もない。ただスペックとサービスのみをユーザに提供するアティチュードには「漢」を感じる。
  • VPSLinkは毎晩無料のバックアップを行う。バックアップ時間が日本の昼間に当たるためその間の性能が低下する。バックアップのリストアには一回50US$かかる。Xenホスティングではバックアップを今のところリストアすることができない。
  • Slicehostでのバックアップは、契約したプランに応じたオプションになっている。メモリ256MBのプランでは月5US$。日ごと週ごとの自動バックアップに加えて、任意の時点のスナップショットが取れる。バックアップからリストア、別に契約したホストへのクローニングもできる。

とりあえず、Slicehostを借りてみた。

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Comments (2)

  1. 安くてよさそうですねえ...ユーザ毎のダッシュボードとかあるんでしょうか?
    技術的な必要性というよりは、Amazon EC2がその手のがなさ過ぎて、「あなたのインスタンス、バックエンドの設定が古いので期日設けて止めますよ」みたいなアナウンスがメールでしか飛んでこないので、SPAMに紛れて肝の冷えた覚えがあったので...。
    ユーザへの個別アナウンスが、メールだけでなく一覧できるWebインタフェースがあれば安心です。

    後、comment.fcgiがcomment.cgiで動いているようです...。
    TypeKeyからのコールバックで404になりました。

  2. ユーザへの個別アナウンスなあ…。そういうアナウンスが今のところないです。

    ダッシュボードには、Slices(SlicehostではVMインスタンスのことをこう呼びます)、DNS、Accountの3つメニューがあります。Slicesでは、VMイメージの各種操作(バックアップ、リサイズ、リビルド、リブート)やWeb Console(tty1をエコーバックしてくれる)が使えます。DNSでは、当たり前ですがDNSの設定ができます。逆引きやAAAA/TXT/SRVレコードにも対応しています。が、SOAレコードが一切弄れずSerialが1で固定されています。この問題はフォーラムで既に指摘されているのでそのうち直るでしょう。Accountでは、支払い方法が設定できたり、Account Balanceや過去のInvoice履歴が参照できます。

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